učimlog

雑記です。時々勉強もします。

ウズベキスタン旅行の反省点もろもろ


旅の思い出ブログを作ることにしたのでこの記事はそちらにも掲載しました
 → mountainbooktravel

 

急にウズベキスタンに行きたくなって、行って帰って早数日。
いろいろ書きたいことはあるのですが取り急ぎ私のような無計画な方にお伝えしたいことを取り急ぎ。

Yandex Goの登録は出発前に!!!

どうやら現地を旅行するにはロシア発タクシー配車(ケータリングなどのサービスも)アプリ「Yandex Go」が必須との情報をちらほら横目で見てましたが、まあ向こうに着いてからなんとでもなるだろうと思っていたら、なんともなりませんでした
アプリを使うには電話番号を登録してSMSで送信された認証コードを入力するのが必須なのですが、何をどうやってもSMSが届かない。キャリアはUQ mobileです。ためしに日本の知人からSMSを送ってもらっても受信できたしその他日本企業からも普通にSMSが来ていたし、空港で横にいた日本の方は普通にYandex GoからのSMSを受信できていたので、これはもはや相性の問題? でもタシケントの空港でフリーWiFiを使う時にも認証用のSMSを受信できなかったし、とにかく日本以外からのSMSがダメっぽい。ちなみに帰国してからは普通に国外からのSMSを受信できております。これまで海外に行ってもなんの問題なく国内外からのSMSが使えていたのでよもやSMSを受信できないという事態が起きるとは全くの想定外でした。
自分の電話番号でできないなら海外の電話番号だ、ということでイギリスの電話番号がもらえるeTravelSIMというeSIMを購入してみましたがやっぱりダメでした。道中出会ったオランダ人が、ロシアへの経済制裁の影響でEU圏内の電話番号はすべてYandex Goから弾かれると教えてくれて、あれ?イギリスはEU離脱しなかったっけ? と思いましたが、親ウクライナか否かという括りなのでしょうか。
しかし唯一の救い、同じくタクシー配車アプリのMyTaxiはこのイギリスの電話番号で登録できました(ただしタシケントでしか使えない)。認証コードをようやく受信できた時のあの感動よ。eTravelSIMは容量の追加購入ができず新しく買い直すことになるので電話番号が変わってしまうのですが、MyTaxiのアカウントは作り直さなくても古い電話番号のままで使用可能でした(ドライバーと電話する必要に迫られた時は問題があるかも ← そんな機会たぶんそう無い)。
サマルカンドで使えるというアプリTaxiOKは、残念ながらウズベキスタンの電話番号しか登録できない仕様になっていました。私は試してませんが、現地で電話番号をもらえるSIMを購入すれば万事解決なのかもしれません。
ちなみに私と同様Yandex Goが使えない場合、タシケント到着時は空港内でタクシーを手配すれば安心です。距離によって料金が変わるようですが、私の場合100,000スム(1220円ぐらい)をカウンターで払ってレシートを受け取り、空港の外で待ち構えている係の人にそれを渡してタクシーを見繕ってもらうというシステムでした。後にMyTaxiでタクシーを呼んだ時は空港まで29,000スム(355円ぐらい)だったので確かに割高ではありますが、白タクにぼったくられるよりはずっとマシなはずです。

いつでも手元に現金を!!!

私はあまり現金を持って行かずにATMから自分の預金を下ろす形で現地通貨を調達する派なのですが、これが今回あまりうまくいきませんでした。まず、最初の空港でATMがエラーになって使えない。その後も同じ銀行?のATMとは相性が悪くことごとくエラーになり(その他のATMはOK)、またヒヴァでは見つけた2カ所のATMがどちらも紙幣切れで使用不可だったり、サマルカンドでは街全体が朝から晩まで停電になりATM(クレジットカードも!)が使えないなど、大抵ほしい時に限ってATMが使えずいかに現金を調達するかしょっ中頭を悩ませていたように思います。救いはUSドルを幾らか持っていたこと。足りない分はUSドルで補ったり(多少損はした気もする)、USドルで払ってお釣りをUZスムでもらったり。最初に日本円をUSドルに両替する際はできるだけ少額紙幣を多く用意してもらうと、そういう必要に迫られた時に使えて良いと思います。ヨーロッパでは割と頻繁に見た気がする両替所もウズベキスタンではまったく見かけませんでした。空港以外で唯一USドル→UZスムに両替してもらったのが、サマルカンドのショブバザール入口前にある観光案内所。お礼のつもりでステッカーを買ったのですが、インクジェットプリンターで自分で手作りしたよね、という感じのクオリティだったのもそれもまた一興。予約サイトでクレジットOKとあるホテルも行ってみると結局機器トラブルで現金でしか払えなかったり、カードが使えるところは増えてきているそうですが地方はまだまだな感じでした。

SIMのレビューはあくまでも参考までに!!!

せっかくiPhoneではeSIMなるものが使えるのだから旅行前に準備しておこうと、あれこれ検索して出発前にAiraloをインストールしておきました。大手らしいし、他人様のクーポンコードを利用して割引あり、しかも使用ネットワークは現地メジャー通信会社のBeeline。なんの心配も無かろうと思っていましたが、これが非常に繋がりにくかった。どのレビューを見てもAiralo最高!みたいな感じだったので、これも私の機器やOSの相性の問題かもしれません。前述の通り電話番号問題でeTravelSIMを現地でインストールしたのですが1GBしかないプランだったため、できればメインはAiraloで必要な時だけeTravelSIMという使い方をしたかったのですが、結局ほとんどeTravelSIMを使うことに。しかもeTravelSIMも帰国日前日に容量が足りなくなり、結局1GB追加購入する羽目になりました。eTravelSIM、接続もサクサクだしタシケントではさんざんMyTaxiのお世話になったし言う事なしなのですがいかんせん高い(1GBで$10.99)。使ってみないとわからないことだらけ。ちなみに空港でYandex GOからのSMSが受信できないことにあせってその場でUcellの物理SIMを購入してみたりもしましたが、結局使いませんでした。確か50000スム=600円ぐらいだったかと思うので勉強代と自分に言い聞かせております。
とはいえ今回の旅行で思ったことは、とにかくeSIM便利!今回はじめてSIMフリーの端末を持って旅行したのですが、ひたすらWiFiのあるところを探しながら移動していた時代が嘘のよう。

いつでもあると思うなお湯と電気!!!

それなりに覚悟はしていたつもりでしたが、やはり日本の感覚でお湯を期待すると時々痛い目に遭います。ブハラのゲストハウスではぬるま湯でシャワーを浴び(その後風邪を引いて熱が出た)、サマルカンドではシャンプーを流す途中でお湯が尽きて水になりました。また、同じくサマルカンドでのある日、朝8時半に起きた時は既に停電で復旧したのはなんと18〜19時頃(外出していたので正確な時刻は不明)。現地の人もここまで長いのはそう無いと言っていましたが、朝シャワーを浴びようと思っていたのにそれも叶わず、ATMもクレジットカードも使えず、ベタベタの頭でなかなかにハードな1日となりました。高級ホテルの前を通った時、自家発電でちゃんと電気が点いていたのを目にして結局この不便さも懐次第かと。

 

こう書くと苦難だらけの旅だったようにも思えますが、ウズベキスタン! とても楽しかったし見応えあるスポットがてんこ盛りでした。またそのうち旅の記録をまとめることができればなぁ。→ やっぱりまとめることにしました。

https://mountainbooktravel.hatenablog.com/

いい音楽を聴いた夜

ちょっと前の話。小林創さんと木村おおじさんの「はじめとおおじ」のライブに行ってきた。私の好きなお二人がユニットを組むと聞いた時にはなんぞその豪華すぎる組み合わせは! と思ったもののコロナやらでなかなか遠征もできず、ようやく生で、しかも地元で聴ける日が。主催者さんありがとう。
で、始まってみたら初っ端からもう虜。はてさて、ピアノとドラムだけでいったいどうしてこんなにカラフルで分厚い音になるんだろうか。画面越しに観る動画とは違って全身にダイレクトに飛び込んでくる感じ。そして心底楽しそうに演奏されているところが、これまた堪らない。私も何か演りたい! とついうずうずしてしまった。もちろん弾ける訳がないんだけど、そう思わされてしまう音楽の力よ。ちなみに私は木村さんがドラムを叩くお姿も大好きで、初めてライブを拝見した時は好みドンピシャすぎて却って直視できなかったという。隅っこでもじもじするただの変な客。今回はしっかり間近で堪能してまいりました。いやぁやっぱり素敵だわ。
そんなこんなであっという間に過ぎ去った、耳福眼福の2時間。CDも買ったけど、やっぱり生には敵わない。ぜひまたライブであの音と空気感に包まれたいものです。

ところでお二人のMCでジャズの名プレイヤーとして触れられていたクレージーキャッツ植木等谷啓ハナ肇の印象が強過ぎてコミックバンドのイメージしか無かったけど家に帰ってYouTubeで探してみたら、うわー確かにカッコいい! そしてザ・ピーナッツもこんなにおしゃれだったとは。もっと早くに知りたかった。


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【今日の単語】MC : 何も考えずに使っていたけどMCってなんの略だろうと調べてみたら、master of ceremonies だそう。ライブの合間のトークという意味でMCを使うのは、どうやら動詞としてのMC「司会する」から転じた日本的用法だとか。ほんと和製英語ってややこしい。

EGGSTONE - Taramasalata

先日出かけたイベントで知人がかけていた曲がとてもツボで、「この曲いいわぁ」と興奮してたらEGGSTONE の Taramasalata だと教えてくれた。スウェーデン発のバンドだそうで、この曲が収録されているのは1997年発売の3枚目のアルバム『Vive La Différence!』。90年代といえば日本でもスウェディッシュ・ポップの大波が押し寄せた頃で、当時この流行にあまりハマっていなかった私でも The Cardigans の『Emmerdale』と Komeda の『The Genius of Komeda』はお気に入りだった。名曲揃いだし、聴いているだけでこじゃれた人になれたような気がしたスウェディッシュ・マジックよ。

で、Taramasalata。なんだか聞いたことのあるような単語だと思ったら、そのまんまタラモサラダのことらしい。じゃあきっと “君と食べたい美味しいタラモサラダ” みたいな歌詞なんだろうと思ったら、起きて出かけてバスに乗って地下鉄に乗って降りて迷子になって雨に降られてタクシーがいなくて暗くなってまた地下鉄に乗ってみたいな歌だった。まったくタラモサラダ登場してなかった。メロディーから曲で描かれた世界を想像してたら歌詞読んでびっくり、みたいな洋楽あるある。公式のものではないけどこちらのサイトで歌詞の解説を発見。冴えない日常から抜け出すちょっとしたワクワク感みたいな? 
とにかく、ふわふわした転調を繰り返す浮遊感のあるメロディーが癖になりすっかりハマってしまった。このテイストの音楽が久々で、ついつい90年代に聴いていた音楽を引っ張り出しては若かったあの頃に思いを馳せる今日この頃であります。


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【今日の単語】egg stone : 「魚の卵様の微細な結石で構成された石灰岩。oolite(ウーライト、魚卵岩)」と辞書にはあるけれど、ChatGPTでも聞いてみたら「エッグストーンは漫画ドラゴンボールに登場するアイテムで、非常に強力な攻撃手段です」と返ってきた。ドラゴンボールをよく知らないのでつい検索してしまったけど、そんなのあるっけ?

仕事ができない


数年前、就職した。20代半ばからフリーランスでやってきたのが40を過ぎた頃からじわじわと仕事が減り始め、50目前にしてついにはどうにも食べていけなくなったのだ。人生の方向転換は精神的にも肉体的にもかなり辛かったけど、これまでの経歴とはまったくの異業種にも関わらず、また特に資格も特技もなくまともな社会人経験にも乏しい私を拾ってくれた会社には感謝感謝。
しかし、50歳も過ぎて今頃気付いたこと。私、仕事できない側の人間だった。長年自分の好きなように生きてきた分、組織の中での計画とか段取りとか要領とか、そんなたいせつなことに対処する能力がぽっかり抜け落ちている。対人スキルも然り。一人で仕事をしている時には無かったあれやこれやがじわじわ積み重なり、気づくとつい「仕事 ミス 減らす」などと夜な夜な検索している中年下っ端社員。
安泰の日々はまだまだ遠い。

夏至の思い出

気づけば夏至を過ぎていた。これから夏真っ盛りに向かうというのに日は少しずつ短くなっていくという感覚に、半世紀以上生きてきてもまだ慣れない。そしてつい先日新年の挨拶を交わしたはずなのに、もう1年の半分が過ぎてしまったという事実にびっくり。新年の抱負、なにか着手したっけ。

夏至といえば、昔ヨーロッパを周遊した時に最終日をフィンランドヘルシンキで過ごす機会があった。人生3回目のヘルシンキ。1回目は短い滞在のうち1泊をエストニアで過ごしたためなんだか物足りず、2回目はストップオーバーで丸1日遊ぶぞー!と意気込んでいたものの、出発前の過密スケジュールがたたって到着早々ホテルでビールをあおったが最後目が覚めたら真夜中で、結局ホテルから1歩も出ないまま翌朝空港に移動したという苦い思い出。3回目も同じくストップオーバーだったのでそんなに時間は無かったけれど、今回はとことん買い物するぞー!と鼻息荒く街に降り立ったら、あら? なんだか閑散としてないか。時は6月ちょうど夏至の日。そう、フィンランド夏至祭の真っ最中だったのである。祭りといっても街中で大きなイベントがあるわけではなく、みんなこぞって田舎のサマーハウスに行ったりして家族や友人と休日を満喫するんだとか(間違ってたらすみません)。つまり路面電車もバスも減便、ショップも飲食店もミュージアムも何もかもクローズ、そして何より人がいない。がらーんとした通りをとぼとぼ散歩する。ちゃんと調べていなかった自分が悪いんだけど、ここまでくると笑えてきて街の静けさと反比例して気分がどんどん高揚してくる。ホテルに戻って、まずはサウナ。念の為ホテルの人に水着を着た方がいいですか?と聞いてみたら、「No way!!! This is Finland!!!(まさか!ここはフィンランドですよ!)」と元気のよい答えが返ってきた。汗を流した後は、屋上のバーに行ってみる。私と同様行き場を失った観光客でごった返していたけれど、なんとか席を確保。気のいいドイツ人グループと相席になって、拙い英語でコミュニケーションを試みる。いや、正直ほとんど会話は成り立ってなかったような気がするけど酔いもまわってとても楽しい。日が高いうちはまだまだ飲むぞー、おー、と盛り上がっていたらいつまで経っても日が高い。そうだった、今日は夏至。こちらが現地夜23時〜深夜頃の写真です。どん。

結局空港のショップがとても充実していたので買い物も存分に楽しめたし、またもや何も特別なことはしない(できない)ヘルシンキ滞在だったけど、うん、それなりに楽しかった。11年前の話なのに、こうやって振り返ってみると思った以上に鮮やかな記憶が蘇ってきたのにもびっくり。せっかくの旅の思い出、いつか少しずつまとめていきたいなぁ。

【今日の単語】 the summer solstice : 夏至。solstice [sɒlstɪs] は天体用語の「至点」で、太陽が赤道から北または南に最も遠く離れた時点を指す。もちろん冬至は the winter solstice。

 

お酒とわたし 2023夏

我が家のエンゲル係数は決して高くないと思う。仕事には無理のない範囲で弁当持参だし、400円を超える食材をカゴに入れるにもかなりの思い切りが必要だもの。飲酒習慣にしても、家で飲むのはもっぱら淡麗グリーンラベルかホワイトベルグ、なんとなくいい事かものすごく嫌なことがあった日だけサッポロ黒ラベルかエビス、そしてさらにスペシャルな日にはちょっとお高めクラフトビールと、気分と財布事情にあわせて慎ましやかに使い分けている。
しかし今年に入って私の中で日本酒が急上昇。無理なく飲める720ml瓶を家であれこれ試しては悦に入っている。といってもせいぜい月に数本程度だけど、私にしてはえらく贅沢な話である。ただ、コロナ前は一人でもよく飲みに行っておりそれを食費に計上していたので(友人との食事は交際費)、それに比べるとこれぐらいの出費はかわいいもんだ。
最初は作家さんの酒器やちょっといい酒の肴なども用意してちびちび楽しんでいたけど、今や何度もお代わりするのがめんどくさいという理由で湯呑みでぞんざいにやっております。そもそも味の感想も“美味しい” “いまいち” “好き” “好みでない”ぐらいしか言えない人間なので、未だに日本酒の知識は無いに等しい。でもせっかくなのでもうちょっと勉強したいなと、まずはマンガ『夏子の酒』か『もやしもん』でも読んでみようかと思う今日この頃であります。

写真は鳥取県境港市の蔵元“千代むすび”の夏季限定生酒でその名も「夏酒」。昨年鳥取旅行の時に購入してとても気に入ったので、えいやっと通販してみた。もう少し甘味が控えめだとさらにうれしいけど、美味しいです(語彙の少なさよ)。こういう少しぴちぴち感のあるお酒大好き。そして何よりこのボトルとラベルのデザインが美しい。味良し・見た目良しで所有感も満たしてくれるおすすめの1本です。

千代むすび酒造 オンラインストア / 【季節限定】純米吟醸 夏酒 無濾過原酒 720ml

【今日の単語】 sake : [sɑ́ːki] 日本語で「酒」というとアルコール飲料の総称だけど、英語で sake は通常日本酒のみを指す。ただ、発音は“サケ”ではなく“サァキィ”(日本通の人はちゃんと“サケ”と言う率高し)。英語の sake は [seɪk] と発音し、「利益、目的、(〜の)ため」の意味。

Google翻訳についてChatGPTに訊いてみた

常々英語がぺらぺらになりたいなぁと思っている。しかし現在すでに巷には便利なサービスが溢れかえっており、しかも無料。現在特に必要にも迫られていないので、真面目に勉強することなくこれらのサービスに甘えっぱなしの毎日です。ぬるま湯の人生って最高。

よく使っているのは ChatGPT。時々仕事で簡単な英文を書く必要があり、当初はがんばって作った文章をChatGPTに修正してもらっていたのが最近はもう翻訳丸投げ。ただそうなってくると、気になってくるのは精度。おそらく一般的に一番認知度が高いであろうGoogle翻訳とどっちが使えるのか? 実際に翻訳された文章を比較して優劣を判断するのは私のレベルでは到底無理なので、素直に ChatGPT に直球質問してみた(とっくにみんなやってるかもしれないけど)。おもしろいのが、日を空けて2回同じ質問をしてみたところ、Google翻訳が「膨大なデータベースに基づいた多言語の翻訳に特化したサービスで定型的な文章に強い」(超意訳)だという趣旨は同じでも1回目と2回目で微妙に答えが違う。

1回目:

Google Translate is a machine translation service that uses advanced algorithms to translate text or speech. It has a vast database of translations and can handle a wide range of languages. It can be quite useful for getting the gist of a sentence or a basic understanding of a text, but it may not always provide the most accurate or nuanced translation. The quality of translations can vary depending on the language pair and the complexity of the text.

2回目:

Google Translate is specifically designed for translation purposes and has been trained on a massive amount of multilingual data. It utilizes statistical machine translation techniques, which analyze patterns in languages to generate translations. Google Translate is particularly good at translating common phrases and sentences accurately.

ユーザーデータを収集して学習しているそうなので、私が過去に同じ質問をしているのを踏まえて説明が簡潔になったのか、もしくは世界中から同じ質問をされてうんざりしているのか明らかに2回目の答えの方がそっけない。詳しい仕組みは知りませぬ。
ChatGPT についても然り。長くなるので結論だけ引用すると、

1回目:

In summary, Google Translate is a dedicated translation tool that can provide quick translations, but its accuracy may vary. ChatGPT, as a language model, is more focused on generating human-like responses and providing information rather than direct translation. For accurate translations, it's generally recommended to rely on professional human translators or translation services, especially for important documents or critical communications.

2回目:

In summary, if you're looking for accurate translations, especially for common phrases and sentences, Google Translate is likely to be a more reliable option. However, if you're engaging in a conversation or seeking more context-aware responses, ChatGPT can provide more dynamic and interactive language experiences.

「翻訳だけならGoogle翻訳推し」のスタンスは変わらないものの、1回目で言われている「正確性は変動する」というような部分は2回目では削られている。そして、「重要書類などのより正確な翻訳は専門家に頼ろう」というアドバイスも見られない。他の人が同じ質問をすれば、また答えが変わるのかな。

ChatGPT 自身が言っているように、ChatGPT のいいところはただの翻訳でなくプラスアルファの提案をしてくれるとこ。たとえば、シチュエーションだけ説明して一から英文を作ってもらう、もし作ってもらった英文が内容に対して丁寧・冗長すぎたら「もっとシンプルでカジュアルなトーンにして」などと書き直してもらう、わかりにくい単語を指摘してそこだけ別の単語に置き換えてもらうことも可能。どこかへ旅行することが決まったすると、「旅行に役に立つ◯◯語のフレーズを教えて」と尋ねれば代表的なものをピックアップしたリストを作ってくれる。なんて究極の脳味噌甘やかしツール。
先日「讃岐弁(Kagawa dialect)知ってる?」と質問してみたら、もちろん!と言いながらところどころとんちんかんな答えが返ってきたので、使いどころには注意が必要だけれども英語に慣れ親しむにはとてもいいツールだと思う。最近では宇宙のことからメンタルのことまで、いろいろ質問しすぎてなんだか愛着が湧いてしまっている私。友達少ないからね。

【今日の単語】gist : [dʒɪst] 要点、趣旨。通例は the〜。